渡辺 恵理子Eriko Watanabeシドニー・ポーセレン・アート・クラブ代表。 |
2000年 | 原宿陶画舎ポーセリンエキスパート資格取得 |
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2002年3月~ | 2007年3月まで、原宿陶画舎にて講師を務める |
2007年1月 | IPAT(International Porcelain Artist Teacher Inc)公認 Maste Artist及び Master Teacher資格取得 |
2007年4月 | 渡豪 |
2009年5月 | 原宿陶画舎シドニー分室“Sydney Porcelain Art Club”開設 |
ごあいさつ
絵付けを始めて20年以上の月日が流れました。気軽な気持ちで始めたお稽古事が、これほど長きに渡り関わるものになるとは思いもしませんでした。これまで、学べるものは何でも学びたいという真摯な気持ちでいくつもの絵付け教室の門を叩いてきました。素晴らしい腕を持った先生やヨーロッパの名窯のペインターの方々に出会い、技術を学ばせて頂きました。学び始めて7年が過ぎた頃講師としてのチャンスを得て、それ以来インストラクターとしての活動も続いています。
ちまたには多種多様な趣味がありますが、その中でも陶絵付けは比較的取り組みにくいものでしょう。絵付けがプロの領域にチャレンジするものであり、非常に奥が深いものだからだと思います。その奥深さゆえに、一度始めるとどれほど作品を手掛けても、次々に描きたい絵柄、学びたい技法が現れ、興味が尽きません。格言う私もそういう絵付けの魅力に取りつかれた一人です。絵筆を手に真っ白な器に向かう時、いつも新鮮な気持ちになるものです。本職のペインターのように同じ絵柄を何十枚、何百枚と描く訳ではありませんので、一つ一つの作品に対して新たな気持ちで取り組みます。少し余熱の残る焼き上がったばかりの器を手にする喜びは格別なものです。
私は今、アーティストとしての喜びと共に指導者としてのやりがいを感じています。私自身は技術の習得には苦労しましたし時間もかかりました。そういった経験から、指導に際しては『絵付けに対する興味を持続しながら、より的確にそして迅速に技術を習得する』ということをモットーとしています。そのことに関しては私の熱い思いがありますが、とても長くなりますのでここではこのくらいにしておきます。教室でお会いした時にゆっくりとお話させて頂くことになるでしょう。まだまだ認知度の低い『陶絵付け』ですが、私の大好きな絵付けを一人でも多くの方に知って頂き、その楽しみを共有できればと願っています。
作品ギャラリー
過去の制作作品の一部をご紹介いたします。
http://sydney-porcelain-art-club.com/profile#sigProIddc615276ff